加盟団体会議開催される

令和2年度第1回加盟団体会議が開催されました。

新型コロナ感染拡大対策の影響で順延となっていました加盟団体会議が、12月5日(土)に神奈川県スポーツセンターにて開催されました。

参加されたのは地域団体から5団体、それに種目団体から13団体の方々。

冒頭、吉松会長のあいさつに続き県レク川島理事長より令和2年度上期事業報告、下期主要事業の実施について報告があり、新型コロナ禍で行事および事業は軒並み中止を余儀なくされ、現在に至っているとのことです。
そのような中で広報委員会による広報誌スコーレは、オンライン会議を活用したりなどで計画通り発行されいるとの報告がありました。
また、今後はWEBを活用した広報にも力を入れ、加盟団体が行う行事や活動の様子をHP連動で紹介して発信していくことや、新しく開設したYoutubeチャンネルを使い動画にて紹介していくことなどで、組織の活性化につなげていきたいとのことです。
さらに県レクの組織を活性化するために、各加盟団体より専門委員会へ、委員の推薦をお願いしたい、との強い要望が出されました。

一方において”協会としての財政難は深刻である”との認識を共有していただき、来期よりこの加盟団体会議の交通費支給の中止をお願いする旨の報告がありました。

質疑応答では、施設の優先予約について質問がありました。
今年度より予約の方法が変更となったそうです。
今後は県スポーツ局より、県レクへ施設優先予約についての案内が来て、その内容を県レクから加盟団体へ連絡する、という流れに変更され、実際の予約は加盟団体が施設に対して個々に実施する、ことになるそうです。

続いて、地域協会と種目団体とに分かれて情報交換会が開催されました。

各団体からの情報として、
・後継者の問題は大きな課題。組織の高齢化がすすむ一方で次を担う人材が育っていない現状があり、組織の弱体化が急速に進むことが危惧されている。
・新規会員を集めるためにHPや市広報等を活用し始めた。
・指導者養成講座で独自のプログラムを設定し、かつ定期的にフォローアップを行うことで人づくりを進め、組織運営ができる人材の確保につなげようとしている。

またコロナ禍での状況として、
・行事をやろうとしても会場が確保できにくい問題、人が集まりにくい問題等があり開催ができていない。
・行事を開催できていない団体おいては、体力および足腰の衰えとともに退会する方も増えつつあり会員数の減少の要因にもなっている。
・三密を比較的避けられるウォーキングなどの屋外の行事については、少しづつ動きが出てきていて、参加者の中には”参加できる”ことだけで、喜んでいるような様子も見られる。
・また、密にならないよういろいろと工夫をしながら、何とか事業開催を模索し苦心惨憺されている団体や種目も出てきているとの報告がありました。

”かながわレクリエーション大会”への意見や要望として、
・レク大会の開催は誰を対象に行っているのか、目的が不明確化しているのでは?一般参加者に紹介し楽しんでもらうのか、発表の場としてとらえるのか。現状は加盟団体の仲間内での交流会のような感じがある。
・一般参加者の集客が弱い。実施場所や開催方法、広報等を含め検討が必要。
・地域での開催はたくさんの方に参加してもらえるが、それに対してレク大会への参加者が少ないのはなぜか?スポーツ推進委員を巻き込めないか?

などの指摘とともに、参加費を有料にする案については否定的な意見が多かったが一方では、
・発表の場としてとらえるならば、現在のコマ割り的時間配分での開催では、準備等との兼ね合いで有料では無理がある。一日を通しての会場使用ができるのであれば検討可能ではないか、との意見もあった。

活発な意見の交換ができた会議でした。

(広報委員会 取材)



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