オンラインレクセミナー開催

10/30オンラインレクセミナーをハイブリッドスタイルで開催しました。

 withコロナ、”レクで元気 かながわ”をテーマに当協会もオンラインに挑戦!ZOOMを使ってのオンラインセミナーを開催しました。公益財団法人スポーツ安全協会のスポーツ普及奨励助成事業としてのチャレンジング企画です。

 当協会所属の名物講師5名にご協力願い出演していただくことにしましたが、みなさん対面での講義は慣れたものの、観客のいない、画面やカメラに向かっての講義には不安がいっぱい・・・はたして盛り上げられるかが一番の心配事だったようです。一方配信班も、会場からの中継とPC から参加のハイブリッド配信は初体験、まして有料での本格配信ということでこちらも不安いっぱいの様子でした。

 4月から10/末の開催までの間に、配信班も含めて数回のオンラインで打ち合わせを実施。必死に不安を払拭するべく努力をし、一ケ月前にはリハーサルも行いました。

 さてセミナーの内容ですが、
オープニング:「ZOOM操作の基本的なやり方を学ぶ」(池田講師)
 ZOOMでの会議も多くなってきましたが、使い方をやさしく一から解説され、目からうろこと好評。

第一部:「レクリエーションってなに?」(新戸講師)
レクリエーションの本質に言及。レクとはちょっとした非日常であるとの持論に納得。

第二部:「みなさんご存じ!レクゲーム アウトセーフを掘り下げる」(石綿講師)
 ゲームを実践しつつ、問題を作成する上での留意点を講師の経験から深堀り。

第三部:「子ども向けレク バラエティ講座」(渡辺講師)
 いかにして子供の興味を引き付けレクを楽しんでもらうか、実技を中心に楽しく実践・解説。

第四部:「ワークショップ お笑いディベート合戦」(杣木講師)
 ディベートというちょっとかたいレクテーマにユーモアで回答していただく手法は回答者からも笑いが絶えず。

 講師の方もスタート時は顔が若干こわばっています。一所懸命笑顔を作っても目が笑っていません。でもそこは百戦錬磨、チャットや直接の会話などのやりとりを通じて参加者と一体化し盛り上げていかれたのはさすがです。講師からの一方的な講義ではなく相互のやりとりで、オンラインといえども盛り上げられる手ごたえを感じられた様子でした。

 参加者からのアンケートでも、
①満足度:全員が満足と回答。印象に残ったと回答をいただきました。
「レクの本質の深さを実感した」「レクについて勉強をしたことがなかったのでとても楽しく参考になった」「手作りしたもので遊べる楽しさをあらためて実感した」「現場の職員に教えたい」「現場にフィードバックしたい」などのうれしいコメントもいただきました。

②オンラインでの実施について
全員の方が「まぁまぁ満足」「おおいに満足」の評価。今後の参加についても「できれば参加したい」「ぜひ参加したい」と前向きにとらえていただきました。

③今後のテーマとして、
 「レクリエーションの基本理念」「仲間づくりのノウハウ」「体操や歌のレク」等の要望をいただきました。
 また、「可能な限りZOOMでの開催を希望。高齢者やハンディを持った方、家を離れられない方など会場まで行けない方にも参加していただける」の声もいただきました。

一方課題としては、
①参加費について
全日3,000円(半日1,500円)と設定しましたが、適当が3割弱、少し高いが4割強、残りがわからないとの回答でした。どのくらいが適当なのか引き続き検討していきます。

②開催時間について
10時から15時の開催時間は、6割弱の方が少し長いと回答されました。
一単元当たりの時間(30~50分)は全員が妥当とされました。

③配信トラブルについて
 ZOOMが配信途中に落ちたり、予期せぬPCのトラブル等で参加者や講師の方々に大変ご迷惑をおかけしました。ねぎらいと寛容なご配慮もいただきましたが、配信班はもっと研究と事前準備が必要と反省しきりでした。

 初めてのオンラインでのセミナーでしたが、ある参加者の方から、「オンラインでのレクがどのようなものであるか、どのように活用できるかがわかっただけでも楽しかった」とのお声をいただきました。主催者としても非常に勉強になりました。みなさんの声を励みにこれからもパワーアップしたオンラインでのレクセミナーを開催していきたいと強く思いました。

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