介護レクリエーション・サポーター養成講座開催

7/23(土)介護レクリエーション・サポーター養成講座を開催しました。

 新型コロナの影響で延び延びとなっていた講座ですが2年越しでやっと開催することができました。でも最近の新型コロナ蔓延の急拡大を受けて参加者も9名と、定員を抑えての開催となりました。

 講師は(公財)日本レクリエーション協会レクリエーションコーディネイター、福祉レク・ワーカー、準上級レク・インストラクターの資格を持つ、杣木信行氏です。

 最初のプログラムは、”コミュニケーションを深めるレクリエーション活動の体験”ということで、「指折り」「大きなちょうちん、小さなちょうちん」「リズム手合わせ」などの手あそび、「〇Xクイズ」などのゲームと、前半はあそびを通じて参加者のコミュニケーションを図ることから始まりました。

 つづいて”心の壁を取り除く「アイスブレーキング」の理解”、”相手に寄り添い信頼関係を築く「ホスピタリティ」”と座学へと移ります。とくにホスピタリティについて、
①ホスピタリティの土台は「気づき」と「想像力」
②ホスピタリティは、「マインド(配慮)」があって「スキル(技術)」
であることを例題や共感トレーニングを通して熱く語られました。

 参加者のみなさんは待ちに待った講座ということもあり、メモを片手に熱心に聞き入られ大いに気付きの多い講座となったようでした。以下参加者の方々からのコメントの抜粋です。


■楽しかった。いつも職場でのレクは場を盛り上げる目的で楽しいものをという考えてやっていましたが、参加者のメンバー、場の状況に応じて考えてレクをやる必要性を学びました。
■相手がどう変わろうと、どういう場面でも、常に相手の事を考えながら対応できるように心掛けておくことの大切さ。その為には硬い頭を柔軟にするような、自分の心をアイスブレーキングするといった発想も必要ではないかと考えました。
■久しぶりに楽しく過ごさせていただきました。現場では毎回高齢者の方々から知恵や教えをもらっています。これからも”教えてください”という気持ちを忘れないようにしていきたいですね。
■相手の気持ちを考えるということ。ただ楽しければよいということではなく、どんな配慮をしないといけないかを改めて考える機会となりました。
■ホスピタリティの基本の、”相手に寄り添い信頼関係を築く”ことができていなかったことを思い知らされました。忙しさの中で流し仕事的になっていたことを反省しています。今回セミナーがこんなにも楽しいとは思わず、期待以上のものを得られました。

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